この記事では、アフィリエイト広告を利用しています。
こんにちは。ヨッサンです。
ワーキングホリデー(ワーホリ)って外国で暮らすことなんだから、絶対に英語力がないとやっていけないよね・・・?
実は、そうとも言い切れません!
ワーキングホリデー(略称:ワーホリ)ビザを使って
- 海外で働いてみたい
- 勉強したい
- 様々な国の人と交流したい
と考えている人の中には、英語が得意じゃない人も少なくないと思います。
しかし、「海外へ行く」ということは少なからず「英語が必要」です。
- 自分の英語力に自信がない
- ワーホリに興味がある
- 自分でも海外で生活できるか不安
興味はあるけど、英語力が不安という思いは私も感じていました。
そこで今回は、私ヨッサンがワーホリで経験したことを元に、渡航前の英語力について以下の3つの視点からお話していきます。
- どれくらいのレベルの英語力が必要?
- 英語はやっぱり話せないとダメ?
- どれくらい勉強していけば大丈夫?
英語学習のためにワーキングホリデーを使いたいけど、英語力は上がるのかな?と思っている人はこちらの記事も合わせてご覧ください。
ワーホリで海外に行く前の英語力は中学生レベルでOK
とりあえず、最低レベルでも
中学1年生レベル
があったほうがいいと思います。
とはいえ、正直な話、ワーホリビザを使って海外へ「何を」しにいく?という「目的」で、必要な英語力の目安というのは変わってきます。
一般的な生活をする分なら(買い物をする、電車に乗る等)、スマホの翻訳アプリなどを使えば英語が全くできなくても問題ないと思います。
でもわざわざワーホリビザを使って海外に行きたいと思うあなたには、きっと目的や理想の生活がありますよね。なので、
- 英語力アップが目的
- 働くことが目的
2つの目的別に、必要な英語力についてお話します。
英語力向上が目的→中学卒業レベル
語学学校で英語の勉強がしたい!
最低でも中学卒業レベルであれば十分!
入学してから頑張って英語力をあげるぞ!という目的であれば、最初から英語力は高くある必要はないです。
ちなみにざっくりと中学卒業レベルの英語は文法でいうと
- be動詞・一般動詞
- 疑問詞
- 未来形・現在進行形・現在完了
- 助動詞
- 不定詞・動名詞・現在分詞、過去分詞
- 関係代名詞、比較級、仮定法
こんな感じの範囲です。
これらを知っていて、なんとなくでも意味がわかれば問題ないと思います。
完璧にマスターするまでは必要ないかなと思います。
ただ、中学卒業レベルで十分とは言え、授業はもちろんすべて英語で行われるので、授業について行けるだけの英語力、特に
リスニング(英語を聞く力)
は、必要かなと感じます。
学校で習う英語は、文法や短い例文を読んだり単語はよく身につくのですが、
海外で生活するには、リスニング力が学校英語では足りません。
スピーキングももちろんとても大事なスキルです。言いたいことが言えないのはもどかしいし、トラブルへの対処も難しいです。
が、個人的には聞けないと先へ進めない・答えが得られないと感じたので、リスニング力は特に必要なスキルかなと思っています。
語学学校へ行くならなおさら、リスニングも含めて中学卒業レベルの英語はほしいです。
英文法を学びなおしたい人はこちらの記事も合わせてご覧ください!
働きたい→日常会話レベル
海外で働くぞ!
けっこうレベル高いですが、TOEICなら500〜600点くらい!
最初に白状します。
私の場合はワーホリでカナダに行きましたが、働きませんでした!
なので、働いた体験をお話することはできませんが、お客さんとして体験したことや、情報収集してわかったことを参考にお話させていただきます。
ワーホリビザで日本人が現地で働くことのできる職業は、大体が「接客」です。
日本食レストランのホールスタッフはよく求人が出ています。
接客なのでもちろん、お客様と会話します。
そのため、働くことが目的でワーホリを使う人が必要な英語力は、TOEICでいうと500〜600点、英検だと準2給・2級くらいかなと思います。
理由は、
- 接客マニュアルに沿って話せればOK
- お客さんの注文を聞き取る能力が必要
- 英語力ゼロの人でも接客バイトはできる
です。
スピーキングスキルは、マニュアルや定型文があるので、それを現地の人が聞き取れるように話せるレベルがあればOK。
リスニングスキルは、様々な訛りやスピードで話すお客様の注文などを聞き取るくらいのレベルは必要です。
500〜600点レベルある人なら、マニュアル程度の会話はできる(もしくは少し練習すればすぐ上達できる)と思いますし、多少訛りや雑踏などのノイズまじりのリスニング練習をしていると思います。
ただ、海外のお店ってけっこうフレンドリーで、レジの間とかにちょっとした会話をすることがあります…!
そういったマニュアル以外の対応ができる英語力があると理想的ではあります。
けっこうレベル高そう…!
と感じてしまったかもしれませんが、ワーホリで働いた人の体験談をたくさん読んでみると、英語力が全然ない、中学レベルもアヤシイ、なんていう人も、レストランで働いていました。
間違いを恐れず積極的に話したり、日々勉強して働いていらっしゃいました。
そんな話を聞くと、英語力は必ずしも必要ではないのかなと思います。
もちろん、雇う側も英語力が高いほうがいいと思っているはずですが、英語力が高いからと言って、優秀だったりさぼったりしないとは限らないですよね。
高い英語力よりも、真面目に仕事をこなしてくれそうな人を採用すると思います。
なので、ワーホリビザで海外へ行く目的が「働くこと」であれば、
日常会話レベル(TOEIC500〜600点くらい)+積極的に話す力
があると有利かなと思います。
それでも不安な人→手っ取り早く英語力を上げる方法
- 語学学校へ行く→中学卒業レベル
- 働く→日常会話レベル(TOEIC500〜600点くらい)
- なんでも積極的にいけば英語力は必要ない
ということをお話しましたが、まだ自分の英語力を不安に感じることもあるかと思います。
なので、時間がないあなたでも手っ取り早く必要なレベルに英語力をあげる方法をご紹介します。
ここでは「海外渡航まで時間がない人向け」の勉強方法をお話しますが、効率のいい勉強法を知りたいという人は別記事もあわせて読んでみてください。
①リスニング ②スピーキングを中心に勉強する
英語力ゼロだけど、海外に行くまで時間がない…という場合は、
リスニング・スピーキング
を特に優先して勉強するといいです。
これは、語学学校に行く予定の人も、すぐに働くつもりの人も共通です。
想像してほしいのですが、授業も接客もメインは「聞く・話す」じゃありませんか?
もちろん、単語がわからないと聞けない、教科書が読めないと授業についていけないという不安もあると思います。
なので、単語を覚えたり、リーディング(英語を読む)の練習は、リスニングとスピーキングの練習と一緒にやってしまいます。
文法の参考書でも単語集でも問題集でもいいので、音声付きの参考書を用意してください。
日本語の音声もあると、スピーキングの練習のときにも使えます。
すでに勉強していて内容を知っている場合は、それでもOK。
例文を見ないで、音声だけを聞くことが大事です。
余裕があればこの時、聞いた音を書き取ってみてください。
正しく聞き取れていなければ、なぜ聞き取れなかったか?どこが聞き取れないか?を確認します。
聞き取れない理由が「知らない単語」であれば、このときに単語を調べます。
「発音が知らない」場合は、何度も聞いて発音に馴染む練習をします。
例文を読んでも意味がわからない場合は、文法が弱い可能性があるので、文法を勉強します。
聞き取れない原因がわかったら、その部分を意識しながら何度か繰り返し聞き直します。
回数は自分が十分と思うまで。
次は、リスニングで使った例文を音読(声に出して読む)したり、シャドーイング(流れてくる音声の一拍あとに続けて聞こえてくる音を声に出す)してスピーキングの練習をします。
英語を口に慣らすという感じです。
余裕があれば、日本語を聞いて即座にそれを英文に直す練習(瞬間英作文)も行うといいです。
これらの練習のときに、例文が難しいと感じるものは、あなたのレベルに合っていません。
「簡単すぎるだろ!」と思うレベルの例文で練習してください。
スピーキング・瞬間英作文用の教材はリスニングと同じでいいですが、専用の教材もあります。
私もこれを使って散歩しながらぶつぶつつぶやいて練習していました。
これです。
海外旅行で使えるフレーズを覚える
本当に時間が全然ない!でも英語全然わからない!
という場合は、「海外旅行フレーズ集」みたいなのをひたすら音読して覚えるといいです。
海外渡航で最初に英語を使うのって、
- 飛行機の中(そんなに使わないけど)
- 入国審査
- 交通機関・タクシー
- 宿泊先(ステイ先・ホテル・ホステルなど)
- 買い物
だと思います。
そのときに使える英語が載っている「フレーズ集」を理解しておけば、とりあえず渡航直後は困ることは少ないはずです。
学校は英語力を上げることが目的なので、そもそも高い英語力はそんなに必要なくって、フレーズ集に触れておけば挨拶や相づちはできると思います。
YouTube・アプリを活用する
究極はこれです。勉強法とは言い切れないですが、YouTubeで英語の勉強は十分にできると思います。
YouTubeでは、フレーズも学べますし、文法や、似ている単語同士の違いだったり、発音の練習もできます。
あと、最大のメリットは「リアルが学べる」ということだと思います。
バイリンガルだったり帰国子女の人や、ワーホリ体験者がリアルな現地の話をしているので、英語力プラスその国の文化や訛りなど、本では学べないことが無料で学べます。
あとは、英語学習系や翻訳系のアプリで、自分でフレーズ集を作っておくのも手かもしれません。
まとめ:海外へ行くのに英語力は高くなくてOK!
今回の話をまとめます。
- 語学学校へ行く→中学卒業レベル
- 働く→日常会話レベル(TOEIC500〜600点くらい)
- なんでも積極的にいけば英語力は必要ない
- リスニング・スピーキングを中心に勉強する
- フレーズ集やYouTube・アプリを活用する
必要だと思われる英語力や、勉強法を書いてきましたが、一番大事なことは
自分がやりたいことをやる
ワーホリで一番の目的はこれだと思います。
私はやりたいことがなく、むしろ逃げるためにワーホリでカナダへ行きました。
そのおかげでやっぱり英語が好きだ、とか、日本という帰れる場所があることの幸福に気づきました。
英語力があってよかったと思うこともありましたし、英語ができない自分にモヤモヤすることもありました。
事前準備はとても大事ですが、何が起こるかはわからないものです。
「どれくらい英語力が必要か?」というテーマでお話してきたので、「中学卒業レベル」「日常会話レベル」と言ってきましたが、極論英語力は必要ありません…!
英語に関しては、今はスマホがあれば翻訳アプリや翻訳ツールもあるので、
正直心配する必要はまったくないと感じています。
むしろ、勉強するべきだったと私が思うのは
- 自分の意見を持つこと
- 日本(母国)の歴史や宗教観
- 日本語・漢字
です。
特に、自分の意見を言うシーンはカナダではとても多く、英語ができない以前に、自分の意見ってなんだろう?と思うことが何度もありました。
ワーホリじゃなくても、海外へ行く際は英語の勉強も大事ですが、英語も含め、自分の意見を持ったり日本の歴史や文化について考えることも意識することをオススメします。
英語力に不安を感じると思いますが、意外とスムーズに行くかもしれません。
わからなくなっても、テストではないので使えるツールを使いまくればいいのです。
「ワーホリで海外」は楽しいこともありますが、つらいこともあります。
準備段階から不安ばっかりになるのはもったいないと思うので、少しでもこの記事を読んで心が軽くなっていただければうれしいです。
英語が全然わからないから勉強したい!という人向けにはこちらの記事もおすすめです。