- 結局単語と文法どっちからやるのが正解なの?
- 忙しいから効率の良い方法で進めたい
- 自分でもできる勉強方法が知りたい
いきなり英会話を始めたり、分厚い参考書を買って1ページ目から読もうとして、途中で嫌になって、挫折しちゃっていませんか?
大人の英語学習は、完璧主義ではうまくいきません。
働きながらコスパよく進めるには、1か月の短期集中で英文をつくる骨組みとよく使う単語だけに取り組むのがベストです。
私も英文の骨組みを理解してから、どんどんと英語を読めるようになりました。初受験でTOEICでは535点を取り、今では825点まで上がりました。
今回は、単語と文法のどっちを先にやるべきか?の結論とその理由、その後にやることなど、私の実体験を含めてお話していきます。
つまらない暗記科目ではなくて、本当に使える単語と文法の覚えるべきポイントがわかります。
単語と文法は2つで1つで英語の基礎。同時に始めるのが近道です。働きながらも無理なく続けられる方法もお伝えします!


【結論】単語と文法は「どっちも先に」やる!

単語と文法は、両方同時にスタートするのがベストです。
「単語を先にやるべし!」という意見もありますが、全員が単語を優先すべきではありません。
- 中学英語をほとんど忘れている
- 知っている単語なのに英文になると読めない
- 学生時代から英語が苦手だった
- 英会話をしたいけど英文を作れない
1つでも当てはまるなら、単語だけを先に勉強する方法はおすすめできません。
単語を知っているだけでは、英語を読んだり話たりすることができないからです。
こんなことを言うと、
- そんなにいっぱいやる時間ない!
- 文法やらなきゃダメ?
- つまらなそう
- 面白みのない答えだな
と思われたのではないかと思います。
ヨッサン私も、文法も単語もやらずに英語できるようになりたい時期がありました⋯
ですが、これまで英語学習を長く続けてきてわかってきました。
時間をムダにせず、確実に英語を使える自分を目指すなら、単語と文法同時スタート以外ありません。
文法って必要?
単語が重要なイメージがありますが、英語を読んだり話したりするには、英文の部品である単語と、設計図の文法がなければ不可能です。
たまに「たくさん英文を読んだり聞けば文法を習得できるから、文法はいらない」という人がいますが、
- 「文法書」はいらない
- 「文法用語」はいらない
という意味で、自然と文法を習得しているだけで、文法を使っていないわけではないんです。



日本人にとっての日本語だって同じ。文法を知らなくても自然に使っていますよね。
働く社会人には、子どものようにたくさんの英語に触れる時間はありません。日本での生活では、英語を浴びる機会も全然ないですよね。
ですが、大人はルールや条件を知ってから、英語を始めることができます。
文法で英語のルールを知って英語に触れれば、ゴールへ近道できちゃいます。
使う時間は、最短で1日
「時間ない!」という人に安心してほしいのは、文法の参考書を1冊全部やる必要がないということです。
基礎中の基礎が書いてある、3ページくらいだけで最初はOKです。
単語も、最初は中学英単語を覚えるだけ。
必要な時間は、単語に1ヶ月程度、文法は1日〜1週間程度。
ベストな教材を選んで、時間帯を使い分ければ、働いて疲れている社会人でも無理なく短期間で英語に大事な基礎を身につけられます!
単語と文法から英語を始めるのは「ラクで大事だから」


社会人の英語学習では、時間が限られています。
「単語だけ半年」「単語終わったら文法だけ半年」ではなく、単語と文法はセットで学ぶもの。同時スタートが遠回りに見えて近道、かつ楽ちんです。
単語と文法はセットと言う理由は、以下のとおりです。
- 単語は英文の部品
- 文法は英文の設計図
- 単語と文法はチートツール
単語は英文の部品
単語は英文の部品です。
たくさんあればあるほど、自分の言いたいことを正しく伝えられますし、相手の話も正しく理解できます。
英文を読んだり話たりするためには、単語を知っていないと理解できない、というのはなんとなくイメージできますよね。
私も学生時代、そう考えていて、英語が話せる先生に
「辞書に載ってる単語、全部覚えたら英語がわかるようになりますか?」
と聞いたことがあります。先生は、
「できない!」
と即答していて、私はちょっとびっくりしました。
英語なんて単語が並んでるだけじゃないか!と思っていたからです。
でも、英語学習を続けてきた今なら先生が即答した理由がわかります。
単語や熟語を知っていても、正しい語順に並べる方法(文法)を知らなければ伝わる英文は作れません。
- the
- cat
- chase
- mouse
たとえば、上の単語を知っていても、「ネコがネズミを追いかける」と言いたくても「The cat the mouse chase.」と並べてしまっては、文法が不自然なので通じません。



部品だけ持っていても、英語はできるようにならないんですよね〜
文法は英文の設計図
単語が部品なら、文法は英文の設計図です。
持っている単語を、どうやって並べるかを確認するために、文法を使います。
文法を使えば、子どものようにたくさん聞いて身につけるようなものすごい時間を使わずに、英文のパターンを一瞬で知ることができます。
私は、単語の意味を調べても、文の意味がわからないことがしょっちゅうありました。
たとえば、以下のような文です。
- I could not make out what he was getting at for a long time.
- The book that you gave me on my birthday made me change my mind.
文法の勉強で、品詞と文型の「語順ルール」に出会うと、単語のぶつ切りではなく、単語の役割や関係性がわかるようになりました。
文法書の言ってることだけでなく、英文の内容が頭の中でイメージできるようにもなり、しばらくの間、感動したのを覚えています。(しみじみ)
とはいえ、やはり、設計図だけ持っていても、文を作るには部品も必要不可欠です。



単語と文法は、同時に始めるからこそ定着しやすくなる+英語力上達の実感も早くなります!
単語と文法はチートツール
部品と設計図という2つで1セットの単語と文法は、全てに使えるいわばチートツールなんです。
単語と文法がなければ、
- 文を正しく読めない
- 文を聞いても聞き取れない
- 自分で文を組み立てられない
- 言いたいことが言えない
と、英語を使いたいのに、使えるようにならないんです。
逆を言うと、単語をたくさん覚えたり、文法を学んだりすれば、自然な英語を使えるようになるんです。
かなり当たり前な話ですが、中学で習う範囲の単語と文法だけでも、日常会話ができることはあまり知られていません。
しかも、日常会話するために必要な分の単語と文法は、たったの1か月ほどで学べます。
日本人が見逃しがちな「語順ルール」は最短で1日で覚えられちゃいます。



まさに英語のチートツール⋯⋯!
簡単に短期間で身につくのに、ずっと使える長持ちするツールだからこそ、単語と文法は英語やり直しスタート時にやるべし!と私はお伝えしているのです。
単語と文法を同時に進めるための勉強法


社会人が働きながら、単語と文法の勉強を同時に進めるには、分量と時間帯で分けるのがおすすめです。
- 分量:単語帳1冊
- 時間帯:耳だけ空いている時間(通勤、家事、運動のときなど)
- 分量:品詞・文型・時制
- 時間帯:15分以上目と手が空いている時間(出勤前、昼休み、寝る前など)
くわしい勉強法についてお話していきます。
単語の勉強法
単語は暗記です。暗記苦手な人は多いですが、単語は暗記です。



英語習得には楽ちんな道はないらしいのです⋯⋯。
でも覚えやすくて忘れにくい方法はあります。
たとえば、以下の3点はおすすめです。
- 音で覚える
- 絵で覚える
- 自分に関連付ける
単語を覚えるときは、音声メインでやるのがスタンダード。通勤のバス・電車の中や家事のとき、散歩中などは単語の音声を聞きます。
ポップなリズムで覚えられる「キクタンシリーズ」なら、レベルごとに何冊も選べてずっと使えて、オススメです。
↓こちらは中学1年〜中学卒業範囲の単語を収録。
子供向けの単語帳にはイラストが多いので、絵と単語のセットで覚えられます。
絵で単語の意味をチェックできて、忘れにくいです。
子供向けでもあなどれません。実際に使える単語ばかりが収録されていて、大人の英語学習でもかなり役立ちます。
↓たとえばこちら。アマゾンなら中身のサンプルで確認できます。
- have→自分が何かを持つイメージ
- rise→太陽がのぼるイメージ
- go→どこかへ向かうイメージ
のようにイラストや写真、自分の体験にからめて単語をイメージすると、忘れにくくなります。「自分に関連付ける」にも共通します。
分量は、まずは単語帳1冊を終えることを目標にするのでOKです。
子供向けの単語帳でもいいですし、中学生向けでもいいです。
文法書によく出てくる知らない単語を、調べながら覚えていくのもアリです。
単語帳1冊を目指すのがわかりやすい目標ではありますが「やりきらなきゃ!」と思わないでください。
単語を覚えるのが目的なので、単語帳を終えるのを目的にしないように注意。
単語を覚えるときに、発音も一緒にやる
その代わり、単語をやるとき、聞こえてきたとおりに、カタカナで書いたりイメージづけして覚えました。


発音が正しいことも英会話には大事ですが、アクセントやイントネーション、リズムも大事です。
- アクセント:単語レベルでの音の高低や強弱
- イントネーション:フレーズ全体の音の上がり下がり
単語を覚えるときは、歌のように発音するイメージで行うのがおすすめ。
私の経験ですが、カナダの語学学校で教科書を音読したとき、先生に
「君の音読は、フラットすぎる」
と言われました。日本語と同じ感覚で読んでいたからだと思いました。
先生のお手本は、まるで役者のようで、音が強くなったり弱くなったりしていて「オーバーな外国人を演じればいいのか」と思った記憶があります。
イントネーションが大事という話は、こちらのnote記事が参考になります!ぜひ読んでみてください。
>>英語の発音はだいたい合ってればいい、それよりも大事なこと
文法の勉強法
文法で絶対にやるべき(と私が思っている)ポイントは、文法の参考書の10ページくらいです。
1冊は絶対にやりきらないといけないわけじゃないです。
文法で絶対にやるべきポイントは、以下の3つです。
- 品詞
- 文型
- 時制
ほとんどの文法項目は応用で、品詞と文型と時制をやる前に学ぶと理解しにくいため、この3つは何よりも先に学ぶのがベストです。
品詞と文型は、文のパーツとテンプレートのことで、文の骨組みが学べます。
時制は日本語にはない概念かつ、英語はよく使うので最初に学びます。
品詞と文型と時制も、嫌かもしれませんが、暗記するしかないです。



最近はわかりやすく解説した文法の参考書がたくさんあるので、暗記も難しくないはず!
私が文型(文のテンプレート)について最初に理解したのが「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」でした。
参考書ではなく学習書で難しくないし、薄めの本なので社会人にイチオシの1冊です。
レビュー記事はこちら。


私が品詞と文型についてほぼ完全に理解した教材は別でして「基礎英語講座New Beginning」という通信講座でした。
「英語学習人生が変わった」くらい、文法の見方を完全に変えた教材です。
レビュー記事はこちら。


私も品詞と文型を解説した記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。







おすすめの教材は、記事後半でも紹介しています!
単語と文法の後にやること


社会人が英語学習のやり直しで単語と文法を1か月ほどで終えた後は、次のステップへ進みます。
英語を使えるようになるための、王道で最短のルートは、以下のとおりです。
- 読む・聞く
- 話す・書く
- 英会話
簡単にさらっとお話していきますね。
読む・聞く
覚えた単語と文法を、実際の文を読んだり聞いたりしてストックしていきます。
最初は子供向けや中学生向けの教材などを使うのがベスト。
「大人なのに子供向け?」と思わず、どんどん使っていきましょう。
私が愛聴しているポッドキャスト(YouTube)で、英語学習ではなく読書についてですが、読書は子供向けから始めるのがいい、というようなことを言っていました。
22分30秒くらいから「簡単な本から読むと全体像がわかる」的なことを言っています。
話す・書く
読んだり聞いたりしてストックした英文を、自分の声で話してみたり書いたりして定着させていきます。
時間や体力に余裕がある場合は、読む・聞くと同時進行でやってもOKです。
むしろ同時進行でやることで、定着するスピードがあがります。
簡単な自己紹介を話してみたり、日記を書いてみるのが負荷が少ないです。
瞬間英作文なら一人で完結するし、効果も実感しやすいのでおすすめです。
イチオシの教材のリンクを貼っておきますね。



つまずいたら文法に戻ったり単語を強化したりすればOK!
英会話
「もう英会話いける!」という自信ついたら、どのタイミングに始めてもOKです。
英会話では、単語と文法と、貯めてきた文を使って相手とキャッチボールしていきます。
オンライン英会話などで、いきなり対面で人と英会話するのが恥ずかしくて一歩が踏み出せない方は、アプリもおすすめ。
↓スタサプ英会話は、ゲーム感覚でスキマ時間に気軽に英会話のトレーニングができます。
レビュー記事もあります!


単語と文法を同時進行できるおすすめの教材


忙しい中でも、最初に知るべき単語と文法を両立できる教材のポイントは、以下のとおりです。
- イラストが多い
- 文章が少ない/日本語がやさしい
- ムダがない
- 音声がある
- 例文がある(単語)
- 薄い(文法)
疲れていても頭をあまり使わず読める分量で、イラストでわかりやすい、分厚くない1冊が、同時進行するには最適です。
この条件をクリアしていて、私が読んでよかった教材は、以下の6点です。
キクタン【中学英単語】高校入試レベル
- イラストが多い〈☆☆☆〉
- 文章が少ない/日本語がやさしい〈★★☆〉
- ムダがない〈★★☆〉
- 音声がある〈★★★〉
- 例文がある(単語)〈★★★〉
- 薄い(文法)〈―――〉
リズムに乗ってテンポよく単語を覚えられる単語帳のシリーズです。
耳だけ空いていればできるので、通勤中などのスキマ時間に進められます。
中学英単語やEntryなど、自分の合うレベルに合わせて選べます。
中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
- イラストが多い〈☆☆☆〉
- 文章が少ない/日本語がやさしい〈★☆☆〉
- ムダがない〈★★☆〉
- 音声がある〈★★☆〉
- 例文がある(単語)〈★★☆〉
- 薄い(文法)〈―――〉
1か月で1000語も覚えられる、関先生考案の暗記方法と、1000語が載っています。
単語を忘れないための方法がわかるので「手間を掛けたくない」「時短したい」という人におすすめ。
1日に覚える量が多く感じる人は、無理に1か月で覚えきらなくてもいいと思います。
シンプルに中学3年間の単語が集まった単語帳ととらえてやってみましょう。
短期集中が得意な人にはピッタリです。
ビッグ・ファット・キャットと世界一簡単な英語の本
- イラストが多い〈★★★〉
- 文章が少ない/日本語がやさしい〈★★★〉
- ムダがない〈★★★〉
- 音声がある〈☆☆☆〉
- 例文がある(単語)〈―――〉
- 薄い(文法)〈★★☆〉
イラストを使って、英文の骨組みを教えてくれる学習書です。
専門用語(主語とか動詞とか)は一切ないため「勉強するぞ!」と気合を入れなくても読めます。
仕事中の昼休みや寝る前でも読みやすい日本語なので、あまり読書をしない人にもおすすめ。
載っている文法の範囲は、文法用語で言うと品詞と文型がメイン。
中学英文法の全部は載っていないので学習書にしては薄いです。
よく使われる文のパターンについてじっくり書かれていて、語順がわからない、前置詞の場所がわからないという人にもおすすめ。



本当の一番はじめにベストです。私の一押しの1冊です。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
- イラストが多い〈★★★〉
- 文章が少ない/日本語がやさしい〈★★★〉
- ムダがない〈★★☆〉
- 音声がある〈★★☆〉
- 例文がある(単語)〈―――〉
- 薄い(文法)〈★☆☆〉
学生時代の復習をしたい社会人の英語やり直しにおすすめ。
イラストが多く、文字量は少なめで、大事な部分だけサクッと学べます。
文法用語はありますが、中学レベルの文法を網羅しているのもメリット。
少量の例題もついているので、学んだことをすぐにテストできてコスパも良いです。
基礎英語講座New Beginning
- イラストが多い〈☆☆☆〉
- 文章が少ない/日本語がやさしい〈★☆☆〉
- ムダがない〈★★☆〉
- 音声がある〈★★☆〉
- 例文がある(単語)〈―――〉
- 薄い(文法)〈☆☆☆〉
参考書でもなくイラストもないですが、最押しの文法教材です。



おすすめしすぎていますが、本当に私が変われた教材なので⋯⋯!とりあえず公式サイト(個性的なデザインですが)見てみてください。
じっくり、丁寧に、わかるまで自分のペースで文法をしっかりやりたい人におすすめ。
講座なので高額ではありますが、いつでも質問できるのが最大のメリットです。
「名詞ブロック」という独自の視点で英文の作り方を解説。語順がわからない人、今回こそは文法を身に着けたいと思っている人に向いている教材です。
効率重視なら単語と文法は同時に進めよう


社会人が英語をやり直しするときに迷いがちな「単語と文法、どっちを先にやるべき?」の答えは、
働きながら効率よく英語をやるなら、単語と文法は同時スタートがベスト!
時間がなくても、単語は通勤中や家事の最中に音声メインでやることで、取り組めます。
最初に知るべき文法は「品詞」と「文型」と「時制」だけ。分厚い参考書を1冊がんばってやることまではしなくていいんです。
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」のような薄めの学習書や、参考書でも英文の骨組みがわかる部分だけで最初は大丈夫です。
単語と文法を同時に進めていけば、そのあとにやる「読む・聞く」のインプットトレーニングや「話す・書く」のアウトプットトレーニングがにもすぐにステップアップできます。
インプットとアウトプットは、英会話を目指すなら避けられないトレーニングですが、単語や文法の基礎の知識がなければうまくいきません。
つまらなそうに思える単語と文法を1ヵ月頑張りさえすれば、ずっと使えるチートツールになります。英語力が上がる実感もすぐにやってきます!



忙しくて時間がない人こそ、迷う前に単語と文法は同時にスタートしてみてくださいね!













