どの英語教材を選んでも、三日坊主で終わってしまった経験、ありませんか?
英語学習を始めたばかりなのに挫折してしまうのは、自分のやる気が足りないわけではありません。英語初心者に向いていない教材を選んでいることが原因です。
自分に合った教材を選べば、無理なく英語を学び続けられます。私自身、自分の弱点を克服する教材に合ってから英語力がアップしました。
この記事では教材の選び方や、英語初心者におすすめの教材をご紹介します。記事を読めば、英語の基本を理解できるようになります。
英語を勉強する目的を持って、英語初心者向けの教材をコツコツ続ければ、英語が苦手でも英語力が上がります!

私が言う「英語初心者」は、英語力に自信がなく、中学レベルからやり直そうかなと思っている人のことを想像しています。
▼私が英語やり直ししたときに使っていた教材についての記事はこちら!▼


▼文法か単語で迷っている人向けの記事はこちら!▼


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英語初心者が失敗しない教材の選び方は「目的×続けやすさ」


英語初心者が教材選びに失敗しないためのポイントは、以下のとおりです。
- 英語学習の目的を決めておく
- 「本・アプリ・動画」から選ぶ
- まずは「続けやすさ」優先
- 日本語がわかりやすい教材を選ぶ
- 英語の土台「文法」から取り組む
そんなことより早くおすすめ教材を知りたい!という人は以下のリンクをタップすれば一気にスクロールします。
>>【タイプ別】英語初心者におすすめの教材6選
>>【分野別】英語初心者におすすめの教材20選
英語学習の目的を決めておく


英語を勉強する目的を決めることは、英語学習を継続するために欠かせません。
英語学習はダイエットと同じで、理想の姿に向かって毎日コツコツ続けることで結果が出ます。
教材を選ぶ前に、自分が英語を勉強するのは何のためかを決めておきましょう。
目的を決めるときは、英語を身につけたらやりたいことを「ゴール」と考えると簡単です。よくある英語学習の目的の例は、以下のとおりです。
英語学習の目的の例
- 映画を字幕無しで観る
- 英語関連の仕事に転職する
- 子どもに英語を教える



教材を選ぶ前に「英語を使って何をしたいかな?」と考えてみると目的が見えてきます。
「本・アプリ・動画」から選ぶ


本やアプリ、動画の英語教材は、英語学習の目的に合わせやすいことが特長です。
スキマ時間に取り組めるものも多く、継続しやすいため、多くの英語学習者さんが取り入れています。
どれがいいかわからないときは、以下のように考えるといいですよ。
手軽に始めたい
アプリや動画の教材がおすすめ
しっかり学びたい
本の教材がおすすめ
一番おすすめしたい方法は、組み合わせて使うこと。
スキマ時間にはアプリや動画、まとまった時間には本を使うなどタイミングに合わせて使い分けると、時間がないなかでも英語が身につきやすくなります。
本・アプリ・動画それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
本のメリット・デメリット
- 信頼度が高く、情報がまとまっている
- 分野ごとに出版され、目的に合わせやすい
- 読み返したり、付箋を貼ったりして復習しやすい
- 持ち運びすると少しかさばる
- お金がかかる
アプリのメリット・デメリット
- ほとんどが無料で、手軽にできる
- 反復練習に最適
- 楽しんで続けられる
- 何度同じ間違いを繰り返しても怒られない
- SNSやゲーム、通知などの誘惑が多い
- 文法や発音の細かい解説が少ない
動画のメリット・デメリット
- 記憶に残りやすい
- 日本人でもネイティブ視点で解説していることがあり、わかりやすい
- 体系的に学ぶことが難しい
- 動画を選ぶのに時間がかかる
まずは「続けやすさ」優先


挫折することが心配になりがちな英語初心者さんは、「続けやすい教材」を優先的に選んでください。
続けやすい教材の例は、以下のとおりです。
- 内容が面白いと感じるもの
- 日本語がやさしくて読みやすいもの
- 短時間で取り組めそうなもの
目標設定したり、決まった時間に通知がきたりするアプリは、続けやすさ抜群。
本の教材でも、学習書っぽくない内容の面白さであったり、1日数分で取り組めるボリュームのものもあったりして、続けられるような工夫になっています。



続けやすいと思うポイントは人によって異なるので、自分好みのものを探してみてください!
日本語がわかりやすい教材を選ぶ


英語の参考書に書かれた専門用語が苦手な英語初心者は多いです。
「名詞」とか「主語」とか聞くだけでうんざりしてしまう人は、専門用語が少なく、わかりやすい日本語の文章で書かれた教材を選びましょう。
日本語がわかりやすい教材は、挫折を防ぎ、継続にも繋がります。学校で使う参考書は、難しい専門用語が多いので、初心者には向いていません。



簡単でわかりやすい文章で書かれた教材は今回の記事で紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。
英語の土台「文法」から取り組む


英語初心者は、まず文法の教材から取り組みましょう。
文法は基礎、英語学習のスタートラインです。最初に取り組んでおけば、リーディングやリスニング、英会話などの練習が楽になります。
将来英語を使った仕事がしたい人も、英会話をスムーズにしたい人も、文法は避けては通れません。
基礎的な文法知識は短期間で覚えられるので、最初は文法の教材から選んでください。
余裕がある場合は、文法と同時に単語も合わせて行うのがおすすめです。その理由については、以下の記事で詳しくお話しています。ぜひ合わせてお読みください!


【重要】誰にでも効果があるものは、ありません。


教材を選ぶときの注意点です。
万人がやって、必ず同じ結果が出る魔法のような勉強方法は、残念ながらありません。人によって、向いている勉強法は違います。
本を読んだり動画を見るだけで理解できる人もいれば、本に手書きで要点をまとめたり、書き写したりしないと覚えられない人もいます。
どの方法がベストか?を探すより、自分にとってベストな方法はなにか?を探してください。
自分がやりたい勉強方法が非効率に思えても、英語学習を習慣化するには、自分が覚えやすい方法をやってみてください。
そのためには、ちょっとでも気になった勉強方法があれば、とりあえず一度やってみる身軽さが大事です!



私は手書き派で、読むだけで覚えられる人が羨ましく真似してみましたが、頭に入らず継続できずで辞めました。身につけばどんな方法でもいいんです。効率がいい手段でも、続かないなら本末転倒です。
教材選びの前に知っておきたい「英語学習の順番」


教材を選ぶヒントにもなる、英語初心者におすすめの英語学習の流れは、以下のとおりです。
- 文法・単語
- リーディング・リスニング
- スピーキング・ライティング
- 英会話
〈ステップ1〉文法・単語


英語学習の最初に、文法と単語を学ぶべき理由は「文法と単語は英語の基礎だから」です。
英語初心者は、中学校で習う範囲の文法で十分です。中学英語は1ヶ月ほどで学べますが、リスニング・リーディング・英会話にも役立つ一生ものの知識です。
膨大な数がある単語は、手を付けるのが早ければ早いほどいいです。知らない単語が多いと、読む・聞く・話す・書くすべてが難しくなります。
高校レベルの内容は、学習を進める中で必要に応じて取り入れていくとスムーズです。
▼文法と単語を最初に学ぶべき理由は、コチラの記事で詳しく書いています。
【英語初心者】単語と文法どっちから先にやるべき?独学で大人が英語やりなおしするなら「時短・効率」がキーワード
〈ステップ2〉リーディング・リスニング


文法と単語の基礎を学んだら、リーディングとリスニングでインプットを始めましょう。
リーディング(Reading):英語を「読む」トレーニング。
リスニング(Listening):英語を「聴く」トレーニング。
英文を「読む・聞くこと」を通して、英語の型やリズムを吸収します。ここで学んだ表現が、スピーキングやライティングの土台になります。
インプットでは、実際に使われている文法や単語にたくさん触れ、知識を「使えるもの」に変えていくのがポイントです。



文法・単語をやったあとにリーディングやリスニングすると「これ見たことある!」の連続で楽しくなっていきますよ!
〈ステップ3〉スピーキング・ライティング


インプットした内容を、スピーキングやライティングでアウトプットしましょう。
スピーキング(Speaking):英語を「話す」トレーニング。
ライティング(Writing):英語を「書く」トレーニング。
話す・書く練習を重ねることで、英会話で自分の考えを伝えやすくなり、聞き取りもレベルアップします。
自分の英語が正しいかをチェックするには、ChatGPTを使うのがおすすめ。
「私の英語が正しいかチェックしてください。」と前置きして英文を書いたり話たりすると自然な英文かどうかをチェックしてくれます。
アウトプット中に新しい文法や単語に出会えば、文法と単語もレベルアップします。
十分なインプットがないとアウトプットは難しいので、文法・単語、インプットと段階を踏む必要があります。



自分の口から英語が出てくるようになると「かっこいい……!」と気持ちよくなれるという最高のメリットがあります!笑
〈ステップ4〉英会話


英会話は、インプットとアウトプットを練習したあとに始めるのがおすすめです。
英語初心者が英会話を挫折する原因の多くは、文法・単語の不足やインプット不足。
会話では、自分の言葉で話す力が求められるため、読んだり聞いたりしたトレーニングや、文法・単語の土台がないと難しく感じてしまいます。
だからこそ、英会話は学習の最終ステップとして取り組むのが効果的です。



文法や単語、インプットするときに、自分が実際に英会話することを想像すれば、より自然に英会話の練習に入れますよ。
【タイプ別】英語初心者におすすめの教材6選


英語初心者におすすめの教材を、タイプごとにご紹介します。
「文法をやるべき?」「英会話から始めたいけど自信がない…」と、どれからやるべきか迷う人に特におすすめです。
教材選びに疲れたときには、ぜひ参考にしてください。
本【2選】


じっくりやりたい人、信頼できる内容を重視する人には本の教材がおすすめ。
英語初心者さんにまず最初に手に取っていただきたいのは、以下の2冊です。
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。
〈まずはコレ〉ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本


文法用語が一切ないから読み進めやすい。
「主語」「名詞」「動詞」「文型」「be動詞」などの文法用語を使わずに、「箱」「主役」などとに例えて解説しています。
イラストも使われているので、文章の仕組み・組み立て方や、単語の並べ方を理解できます。
どの教材から始めるべきか迷っている人におすすめ。
英文の組み立て方の、基礎中の基礎だけをしっかり解説していて、英語をやり直すときに一番初めに読みたい内容になっています。
ワークなどはなく、読むだけで英語の構造が学べるので、時間のない社会人にもベスト。厚みは文法書に比べて薄く、持ち歩いて外出先などでも読みやすいですよ。
こんな人におすすめ
- 文法書の難しい言葉が嫌い
- 文法書は持ち歩きにくい
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は理解できなかった
デメリットとしては、文字も多いので、普段から本を読まない人にはきつく感じるかもしれません。
丁寧に解説しているため、説明が回りくどいという口コミもあるので、一度Amazonでサンプルで読んでみることをおすすめします。
▼以下のリンクから詳細を確認できます。
詳しい情報は、別記事でレビューしています。ぜひ合わせて読んでみてください!





私が読んだ時は、こんなに英語ってシンプルなんだ!と感動しました。英語の作り方を整理できたのが衝撃でした。
〈親近感がすごい〉英文法のトリセツ じっくり基礎編


英語が「なぜそうなるのか」を理解できる。
英語の文章や文法がなぜその形になるのか?を深堀りしているので、英語の仕組みを理解できます。
まるで家庭教師に教わっているような語り口で、簡単に読み進められます。
「そもそも文章を読むのが苦手」「自分で英文を作れない」「文章の組み立て方がわからない」という人にピッタリなのが本書です。
まるで会話をしているような話し言葉で解説している点が特徴で、活字を読むのが苦手な人でも、手紙やメールを読むように読めます。
文法用語は出てきますが、一つ一つ丁寧に噛み砕いて解説しているので、文法用語で挫折した人でも理解できます。
こんな人におすすめ
- 文法の参考書は難しすぎて挫折した経験がある
- 中学英文法を習ったけど、なんとなくしかわからない
- 品詞が何かわからない
一方「話し言葉だからわかりづらい」というアマゾンレビューもありました。文法がある程度理解している人には、説明が回りくどく感じるかもしれません。
イラストや図解がなく文章のみで解説している点や、300ページがありながら中学英語のすべてを1冊では網羅していない点がデメリットと感じる人もいるかもしれません。
話し言葉がどんな感じか知るには、Amazonのサンプルページで確認できます。
▼以下のリンクから詳細を確認できます。



ここまでしっかり品詞について解説してくれる学習書はなかなかない……と嬉しくなって買った本です。
迷ったら「ビッグ・ファット・キャット」


「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」と「英文法のトリセツ じっくり基礎編」の2冊に共通しているのは、英語の基本中の基本を理解できること、です。
どちらがいいか迷うときは、以下を参考にしてください。
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」が向いている人
- イラストや図解で理解したい
- 文法用語は見たくない
- 話し言葉より書き言葉のほうが読みやすい
「英文法のトリセツ じっくり基礎編」が向いている人
- 家庭教師のお兄さんのメールを読んでいるように読み進めたい
- イラストはいらない



ビッグ・ファット・キャットは視覚的に理解できますし、英語の語順をわかりやすく教えてくれます。
アプリ【2選】


手軽に無料で始めたい人や、書籍が苦手な人にはアプリがおすすめです。英語学習アプリとして有名なアプリ3つをご紹介します。
※リンクをクリックすると公式サイトで詳細を確認できます。
〈とりあえずコレ〉Duolingo(デュオリンゴ)


無料・たっぷり・楽しい
幅広いトレーニングが無料なので気軽に始められます。
レベルアップしていくのでゲームのように楽しめ、勉強感が少ないのも英語初心者さんにおすすめのポイント。
どのアプリを使うべきか迷っている人や、英語学習は楽しくないと思っている人におすすめのアプリ。「世界で最もダウンロードされているアプリ」と言われているほど、人気です。
最大の特徴はポップなキャラクターと一緒にゲーム感覚で英語を学べる点です。
英文を組み立てたり、単語クイズのほか、リスニングやスピーキング、文法のクイズまであります。様々なスキルを、まんべんなく英語力をあげたい人にもピッタリ。
リマインダーも設定できるので、挫折しがちな英語学習も続けやすくなります。
こんな人におすすめ
- 英語学習が三日坊主で終わってしまう
- 机に向かう時間がとれない
- 簡単な日常英会話レベルの基礎力を身につけたい
基本的に無料ですが、1回のレッスンが終わるごとに広告が入ったり、有料プラン更新の広告はよく出ます。
文法の解説は少ないため、参考書などと一緒に使うのがおすすめです。





3日坊主になりがちな私でもリマインダーでなんとか続けられています。1日サボってもおまけしてくれるのも嬉しい。
〈シンプルにボキャビル〉mikan


単語を覚えるための機能のみだから気が散らない
選んだ単語帳の単語のクイズのみなので、集中できます。
1〜2分でも取り組めるため、いつでもどこでも単語を覚えられます。
スキマ時間に単語をたくさん覚えたい人におすすめ。
さまざまな単語帳から1問1答形式で出題されます。間違えた問題だけを集めて再度挑戦もでき、しっかり単語が身につきます。
金フレやでる1000など、TOEIC関連の単語帳や教材を扱っています。
こんな人におすすめ
- 単語帳を開くのが面倒で続かない
- まず語彙力を増やしたい
- 空いた時間にスマホでサクサク学びたい
ダウンロード自体は無料なのですが、教材の多くは有料プランへの加入が必要になるので注意が必要です。
TOEICの目標スコア別に選べる単語帳は、無料で使えます。TOEIC対策したい人や、単語アプリに迷った人は、とりあえずダウンロードしておくのをおすすめします。





とにかくシンプルなのがお気に入り。間違ったところだけを復習できて本当にありがたい……!
動画【2選】


文章を読むのが苦手な人には、動画教材がおすすめ。
解説がわかりやすく、ネイティブの英語にも自然と触れられる機会があるので、楽しく続けられます。
〈無料〉YouTube
無料で有料級の情報をゲットできる
気軽に英語学習を始められるのが最大の特徴です。無料なので始めるときも辞めるときも自分の好きなタイミングで決められます。
とにかくお金をかけずに乗り切りたい人におすすめです。最大のメリットは、有料級の情報を無料で学べる点です。言わずもがなですね。
英語ネイティブの人も多く英語学習について楽しく発信しているので、楽しみながら英語を勉強できます。
一方で、自分の知りたい情報を見つけるのに時間がかかること、学習順序がバラバラ、継続しにくい点がデメリットです。
どんなチャンネルがいいか迷う人は、以下のチャンネルをおすすめします。
- 英語の微妙なニュアンスを知りたいとき「バイリンガール英会話」
- TOEICや英文法やスピーキングには「Morite2 English Channel」
- TOEICに関することなら「Haru English」
特に「バイリンガール英会話」は、英語の勉強関連動画以外にも、旅vlogが多いので楽しんめます。ネイティブの自然な英語の字幕が付いていて、自然な英語に触れるのにピッタリです。



独学は孤独を感じがちだけど人が話す動画を見ているだけで、自分も頑張ろうと思えるのも、YouTubeのいいところ。何度でも見返せるのも嬉しい。
〈有料〉Udemy


体系的に学びやすく、選びやすい
長時間の講義が多く、体系的に学べます。
さまざまな内容が無数にあるYouTubeに比べて、学びたい動画を探しやすいため、迷いが少ないのも英語学習者さんにおすすめの理由です。
授業や講義形式で学びたい人、体系的に学びたい人はUdemyがおすすめです。
Udemyは有料の動画講座を、買い切りで販売するサイトです。英語やプログラミングなど、各分野のプロが作成した動画で講義を受けられます。
収録済みの講義動画なので、好きなタイミングで体系的に学べます。倍速再生対応なので、時間のない社会人の英語学習に最適です。
価格は数千円〜3万円ほどですが、よくセールを行っていて、1,500円や2,000円ほどで購入できます。
こんな人におすすめ
- 独学だと勉強の順序がわからない
- 信頼できる講師からしっかり教わりたい
- 体系的に英語を学びたいけど、スクールに通う時間がない
TOEIC満点や英検1級を持つ講師による、信頼性の高い英語講座も充実しています。
一方で、誰でも講座を販売できるため、講義の質にはバラつきがあります。実際に講座を受けた人のレビューを活用して、購入するかどうかを判断することをおすすめします。





お金を払っている分、しっかり学ぼう!という気持ちにさせてくれます。
【分野別】英語初心者におすすめの教材20選


英語初心者におすすめの教材を、分野別にご紹介します。分野は以下のとおりです。
- 勉強方法
- 文法
- 単語
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
- 英会話
- TOEIC
英語初心者は、まず文法・単語を最初に始めるのがおすすめです。



ライティングの教材がないのは、単純に私がライティングのトレーニングをしていないためです…あしからず。
勉強方法【1選】


英語初心者さんで勉強方法に迷っていて不安な場合は、まずは各分野の勉強方法を知ることから始めると安心です。
おすすめの本は「世界一わかりやすい英語の勉強法」です。
最初の一歩を、安心して選べる
英語学習するうえでのメンタルのことや、単語・文法などのスキルから勉強のときに使うツール、試験対策の方法まで書かれています。
勉強方法について不安を感じていたり、自分の勉強方法に自信がなかったりする人にピッタリなのが本書です。
オンライン学習サービス「スタディサプリ」講師の著者が、お金と時間をかけた体験に基づいて編み出した英語の勉強方法をわかりやすくまとめています。
文法や単語からTOEICの勉強方法、メンタルまでを、わかりやすい文章とイラストや図解を使って、解説。
英語学習を始める前に読んでおけば、効率の良い勉強方法がわかります。
1日5分ほどで読めるので、働く社会人さんも取り組みやすいです。英語学習をすでに始めている人でも、なかなか続けられない人にもおすすめですよ。
こんな人におすすめ
- 色んな教材に手を出してしまう
- 最短ルートで効率よく英語力をつけたい
- 学生時代の勉強で苦手意識がついてしまった
本書は厳密には、教材ではなく勉強方法に関する本なので、この1冊で英語が身につくわけではありません。読み終わったら、紹介されていた勉強方法を一度試してみてください!
▼こちらのリンクからサンプルページの確認と購入ができます。



キレイ事・正論ばかりじゃなく、人間の弱点も考えながら生み出された勉強法が紹介されているので、自分でもできそう!と思えます。
文法の教材【6選】


英語初心者におすすめの、文法の参考書と問題集をご紹介します。
- 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
- 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
- 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
- 世界一わかりやすい英文法の授業
- 小学英文法パターンドリル 1
- キリトリ式でペラっとスタディ!中学英語の総復習ドリル
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。
英語初心者さんは、文法から勉強をスタートしてください。中学校で扱う範囲でまずはOKです。効果をアップさせるには、参考書と問題集の組み合わせがおすすめです。
文法と単語、どっちを先に読むべき?と思っている人は、コチラの記事をお読みください。


〈学校のおさらい〉中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。


解説がやさしくわかりやすい。
文法の専門用語は使っているけど、解説の文章が難しくないので、普段文章を読まない人でも理解できます。
参考書を買っても続かない、文法は難しいイメージしかないという人にぴったりなのが本書です。
例文がイラストで表現されていて、どんな場面で使うのかをイメージしやすく、英語初心者さんでも簡単に文法を覚えられます。
参考書にありがちな難しい専門用語や、ややこしい日本語を使っていないので、今まで参考書を買っても長続きしなかった人に最適。
練習問題が付いていて、習った文法知識をすぐに復習でき、忘れにくくなります。1日見開き2ページだけやる、と決めて毎日少しずつ進められる構成です。
音声もついているので、スキマ時間にコツコツ文法を身につけられます。
こんな人におすすめ
- 英語の基礎から学びたい
- 1冊で中学レベルの英語を一から復習したい
- 英文の読み書きに自信が持てるようになりたい
中学英語のみをあつかっており、文法の応用分野や例外については詳しく掲載されていません。
1冊で初級〜中・上級までまとまっている参考書を求めている人には向いていないので、ご注意ください。



文字がいっぱい詰まっている参考書と違い、シンプルでやさしい言葉で書かれているので、負担が少なく読めます。
〈塾みたい〉大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編


英語を使うために必要な「いちばんはじめ」をほぼ100%理解できる。
英語を読むにしても話すにしても必ず使う品詞や文型を、最初に解説することで、使える文法を理解するスピードが上がる。
自分には文法は難しすぎる、品詞がわからないと思っている人にピッタリなのが本書です。
英語学習で重要にも関わらずしっかり理解していない人が多い、品詞と文型をはじめに学べます。
はじめに品詞と文型を学ぶことで、英文の作り方がわかり、英文を読めるようになります。
塾で先生の話を聞いているかのような語り口なので、本を読む習慣がない人でもサクサク読み進められます。
こんな人におすすめ
- 中学・高校では、英語の授業についていけなかった
- 英語に対する苦手意識を減らしたい
- 他の参考書では難しすぎて挫折した
演習問題が少なく、理解できているかのチェックは自分自身で行う必要があります。
話し言葉で書かれた文章が苦手な人は、読みにくいかもしれません。Amazonのサンプルなどで、自分に合うかどうか確認することをおすすめします。
▼以下のリンクから詳細を確認できますよ。



最初に知っておきたい品詞と文型をしっかり解説してくれている。それだけで読む価値あり!
〈コスパいい〉中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本


1冊で5分野学べる
1200円という低価格ながら、文法・リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングのスキルを磨ける。
たくさんの参考書やノートを使いたくない人や、手軽に中学英語を復習したい人におすすめ。
中学3年間の文法を1冊で手軽に復習できる参考書です。be動詞から仮定法までを見開き2ページで完結し、5〜10分でサクッと学べます。
手軽さがありながらも「そこが知りたかった!」ということを解説しています。
音声付きで、リスニング教材としても使えます。巻末には、4技能トレーニング用のページが設けられているのも嬉しいポイント。
字が大きく、中学生はもちろん、小さい字が苦手な人にもピッタリ。サイズはB5ノートと同じで大きめで、書き込みがしやすいです。
こんな人におすすめ
- 文法書を最後までやり切れない
- 短時間でサクッと復習したい
- 1冊で基礎をまとめて学びたい
見開き2ページ完結でサクサク進められる反面、説明は要点中心。物足りなく感じる場合があるかも知れません。
大きいサイズなので、移動中に読みたい人には少し不向きです。
▼以下のリンクから詳細やサンプルを確認できます。



書いてある情報に無駄がないのがいい。字が大きいから大人の英語やり直しに最適です!
〈もう1冊足すなら〉世界一わかりやすい英文法の授業


英文法でつまずいたところがすっきりわかる。
「学校で習ったけどわからなかったこと」や「どの参考書を読んでも謎なこと」を、わかりやすく解説。解説も難しくないので、大人にとっては「やっと理解できた」という感覚を味わえます。
英会話には文法はいらないと思っている人、文法は丸暗記だから嫌いという人にぴったりなのが本書です。
英語の参考書というには、足りない部分はあります。しかし、参考書にはあまり書かれていない、英語の「気持ち」がわかる数少ない教材です。
息抜きに読んだり、文法が難しく感じたときに読むのがおすすめ。時制が苦手な人にもぜひ読んでほしいです。
文法を学んでいてわからない部分だけを読むのもOKです。これってそういうことだったんだ!と思える1冊です。
こんな人におすすめ
- 他の文法書は説明が固くて挫折した
- 長文や会話になると、文法が頭に浮かばず使えない
- 学校で文法を習ったけど、「なんとなく」でしか理解できていない
基礎がゼロの人には少し難しいかもしれません。他の参考書と合わせて読むのがおすすめです。
どんな内容なのかは、Amazonのリンクからサンプルページで確認できます。



「英語は教科、勉強するもの」と思ってる人が読むと、目からウロコが落ちます。「英語は自分と同じ人間が使う言葉」に考えが変わります。
〈書いて覚える〉小学英文法パターンドリル 1
文英堂|小学英文法パターンドリル 1 be動詞・一般動詞・疑問詞・canの文
アルファベットから、自己紹介文まで学べる。
英語の初歩の部分を、問題を解きながら学べます。
「英単語がわからないから、できる問題集が少ない」と感じている人におすすめなのが本書です。
日本語→英語の英作文問題では、必要な英単語が書かれているため、英単語を学び始めた人でも挫折することなく問題が解けます。
選択問題や、並び替え問題も収録。1つの文法項目に対して、たくさん書いて覚えられます。
音声はQRコードやアプリから再生できます。問題集を解いたあと、リスニング教材としても活用できますよ。
こんな人におすすめ
- 文を組み立てるのが遅い
- くり返し練習して身につけたい
- 英語やりなおし向けにやさしい英語だけ使った問題集を探している
小学英語以外にも「中学1年」「中学2年」「中学3年」「中学1全範囲」とレベルに合わせて選べます。
▼以下のAmazonリンクからサンプルで中身を確認できます。



書くときに英文を読みますよね。書くと同時に音読すれば、口と耳も使います。それを繰り返すせば、英語が身につくんです!
〈使える例文たっぷり〉キリトリ式でペラっとスタディ! 中学英語の総復習ドリル


サクッと中学英語の文法を復習できる。
2週間〜1ヶ月で中学3年間の文法を簡単に学び直せます。
時間がない人でも1回分がコンパクトなので、「少しずつ進める」習慣を作りやすくなります。
中学英語はある程度わかるけど、簡単に復習したい人や、まとまった時間を取れない人におすすめなのが本書です。
1ページ10分程度で解けるボリュームで、1日1ページなら26日間、1日2ページ頑張れば2週間で中学英語の文法を復習できます。
お昼休みや寝る前の10分でできる点が社会人には嬉しいポイントです。
英会話に生かせるリアルな例文なので、付属CDかアプリで音声を聞きながらリスニングやスピーキングの練習もできます。
1,100円と手に取りやすい価格なのもおすすめの理由の一つです。
こんな人におすすめ
- 自分がどれくらい文法を覚えているかを簡単に確かめたい
- 中学英語を短期間で復習したい
- 持ち歩きやすい教材で空き時間を活用したい
問題の解説もシンプルなので、詳しい説明を知りたいときは別で参考書が必要になります。
詳しいレビュー記事はこちら。





英文がリアルだから自分が使うシーンを想像しやすいのがいい。表紙がおしゃれなので職場で使いやすいのも、いい。
単語の教材【3選】


単語は、文法と同時期にスタートするのがベストです。
日本語ですら、大人でも知らない言葉が多くあるように、英語にも星の数ほど単語が存在します。単語学習を始めるのが早ければ早いほど、たくさんの単語を覚えられます。
単語の教材では音声付きが必須なので、今回ご紹介する教材にはすべて音声がついています。
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。
〈中1から始める〉キクタン【中学英単語】高校入試レベル
アルク|キクタン 【中学英単語】高校入試レベル
身近な英単語が多く、挫折しにくい
中学1年〜中学卒業範囲の単語を収録。
getやgo、enjoyなどの身近に使える単語から復習できるので、英語初心者におすすめ。中学範囲だけをまず完璧にしたい人に最適です。
英語が苦手すぎて、どの単語帳も難しいと感じている人におすすめです。
中学1年生で習う単語から収録されているので、英語やりなおしに挑戦する社会人には取り組みやすいと思います。
音楽に合わせて単語を口ずさみながら覚える「チャンツ」を採用していて、リズムに乗りながら単語を覚えられます。
耳が空いている時間にいつでも取り組め、時間がない人にもピッタリ。
音源はアプリからダウンロードできます。
こんな人におすすめ
- 目的に合ったレベルで単語を覚えたい
- 単語帳を開いても覚えられない
- 正しい発音・アクセントを身につけたい
収録している単語は中学校で習うものなので、社会人が英語やりなおしに使うのには簡単すぎる人もいます。
Amazonのリンクから、サンプルを見れるので、購入前にチェックしてみてください。
▼以下のリンクから確認できます。



参考書にもよく出てくる単語から学べるので、学生の時から英語が苦手な人にも取り組みやすいです!
〈中学の復習+α〉キクタン【Entry】2000語レベル
アルク|キクタン 【Entry】2000語レベル
英検3級・中学卒業程度の単語を収録
中学範囲+日常会話で使う語彙までカバー。やり直し英語や社会人の基礎固めに最適です。
英語やりなおしの最初の単語帳に迷っている人におすすめなのは本書です。
同じシリーズの「中学英単語」よりも単語レベルが上の単語帳です。
1日16単語などの明確な学習ペースがあり、1回数分で終わるため、空き時間に取り組みやすいのが特徴で、時間のない社会人にもピッタリ。
「チャンツ」で音楽に合わせて口ずさみながら覚えられるのも大きなメリットです。
音源はアプリからダウンロードできます。
こんな人におすすめ
- 中学1年生レベルの単語は知っている
- 基礎から幅広く覚えたい
- 日常英会話を意識して覚えたい
例文が少ないため、使える単語にするには工夫が必要な点はマイナスポイントです。
Amazonのリンクから単語帳の中身をサンプルで見られるので、購入前にぜひチェックしてみてください。
▼以下のリンクから確認できます。



音声を聞いて書き込める欄があって、より覚えやすい工夫になっているのがいい!
〈短期集中〉中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
かんき出版|中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
「1ヶ月」という短期間で、確実に覚えられる方法を実践できる
「何度も単語を目にすれば1ヶ月でも覚えられる」という方法の解説と実践方法を紹介。
覚えた単語につけるチェック欄があったり、1周目の日付の欄があったりして、自身がない人でも取り組みやすい構成になっています。
中学英語の単語も覚えていないという人、短時間で一気に単語を覚えたい人におすすめな単語帳です。
「世界一わかりやすい英語の勉強法」で紹介されている、単語を覚えるメソッドを実践できる単語帳です。
「ウロ覚えでもいいから何度も繰り返す」という考え方で、1ヶ月の間に1日200個×5日を1セットで6セット取り組んでいくメソッドになっています。
細かいメソッドの内容ややり方については、丁寧な解説が掲載されているので、単語を覚えるのが苦手な人でも始めやすくなっています。
1ヶ月の短期集中で1000語を覚えられるので、急いで英語を身につけたい人にもおすすめ。
1日100語がノルマなので1〜2時間必要ですが、細切れでやってもOKで、まとまった時間がとれない社会人にも最適です。
アプリなどで音声が聞けるので、耳だけが空いているときにも単語に触れられます。
こんな人におすすめ
- 独学だと勉強の順序がわからない
- 信頼できる講師からしっかり教わりたい
- 体系的に英語を学びたいけど、スクールに通う時間がない
短期集中で1ヵ月で1000語覚えるため、負担が大きいと感じるかもしれません。giveやthinkなど中学英語で習う単語を収録しているので、簡単すぎるいうレビューもあります。
メソッドについては、Amazonのサンプルで確認できるので、見てみてください!
▼以下のリンクから詳細を確認できます。



自分だけじゃなかなか単語を覚えられなくても、勉強方法がしっかり書かれているのと、日付欄やチェックマーク欄が書かれているのが嬉しい。
リーディングの教材【2選】


リーディングは英語を使えるようになるために欠かせないトレーニングです。
英語初心者におすすめのリーディング教材は、以下の2つです。
- ラダーシリーズ
- ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典
〈読めるぞ〉ラダーシリーズ


「英語を読む」体験を味わえる
知っている単語が少なくても、英語のストーリーを読めます。
語彙数が制限されていて難しい単語が少なく、物語の面白さで自然と読み進められるので、初心者でも「1冊読み切れた!」という達成感が得られます。
ラダーシリーズは、レベルによって使用する単語を制限し、やさしい英語に書き直された多読・速読用の教材です。
レベルは1〜5まであり、レベル1は中学英語を主に使っていて、英語に自信がなくても「英語を読む」体験を味わえます。
また、以下の点もメリットです。
- 巻末にワードリストがあり、辞書なしで読める
- 文字が大きく、見やすい
- えんぴつで書きやすい素材で、わからない単語などを書き込める
童話から伝記などさまざまなラインナップから選べますが、私が英語初心者さんにおすすめしたいのは、以下の伝記2冊です。
- アインシュタイン・ストーリー(レベル1)
- ガンジー・ストーリー(レベル1)
英語を読むトレーニングをしながら、偉人についても簡単に学べるので、一石二鳥です。
こんな人におすすめ
- 英語の長文を最後まで読み切れない
- 「読む力」に自信がない
- 英文を読むスピードを上げたい
音声は有料で別途購入が必要なので、発音やリスニングのトレーニングとしては最適ではありません。
完全に英語のみで、日本語訳は掲載されていません。文法をしっかり理解していなければ、ハードルが高く感じるかもしれません。
いきなり読むのが不安な人は、後ほど紹介する、リーディングと文法の基礎を学べる「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典」もおすすめです。
どんな英語レベルかは、Amazonのリンクからサンプルで確認できますよ。



書き込みやすい素材でシンプルな作りだから、わからない単語の意味を書いたりカタマリごとにスラッシュを書いたりしながら読み込むのにピッタリ。ストーリーも面白いのがいい。
〈文法からリーディングまで〉ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典


英語が苦手、文法用語が難しいと感じている人、英語を読めるようになりたい人におすすめです。
英語の基礎的な文法を、文法用語を使わずに解説。英語の物語を通して、文法を身につけられます。
「英語は前に出てくるものほど重要です」だとか「時間・場所・などは目立たせたい順に並べるだけ」など、英語学習のときに抱きがちな疑問にも応えてくれていて、これまで読めなかった文章も読めるようになります。
イラストが多いので、退屈になりがちな文法もしっかり学べます。英語を読めるようになるための工夫が多いため、リーディング教材としてピックアップしました。
Amazonのレビューでも「初心者に最適」「わかりやすい」と高く評価されています。
こんな人におすすめ
- 学校英語や参考書が苦手
- 「文の組み立て」ができない
- 楽しく学びたい
文法用語が使われていないので、逆にわかりにくいと感じるかも。また、音声はなく、物語の発音を確認することはできません。
▼以下のリンクから詳細を確認できます。



「世界一簡単な英語の本」では物足りなかった人も満足できるボリューム。学校や他の参考書に書かれていないことをはっきり書いてくれているのが、いい。
リスニングの教材【2選】


英語への苦手意識をなくすにはリスニングが役に立ちます。リスニングの教材には音声が必須なので、今回ご紹介する教材はすべて、音声つきとなっています。
英語初心者におすすめのリスニング教材は、以下の2つです。
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。
〈一歩目に最適〉くもんの中学英語リスニング―中学1〜3年 スーパーステップ
くもん出版|くもんの中学英語リスニング―中学1〜3年 スーパーステップ
リスニングのトレーニングを全くしたことがない、最初のリスニング教材に迷っている人におすすめの1冊です。
中学1〜3年生で習う単語やシンプルな英文をたっぷり聞けて、英語の感覚を理解できるようになります。



「中1の文章は流石に簡単すぎる」と思うかもしれませんが、簡単な文章だからこそ、たくさん聞くことで英語の感覚を感じ取れるようになるんです!
1冊で中1・中2・中3・高校入試レベルとステップアップできるので、基礎的なリスニング力を身につけたい人にピッタリです。
こんな人におすすめ
- 中学レベルの英文でも聞き取れない
- リスニング練習はほとんどしていない
- 日常会話を聞き取れるようになりたい
リスニングトレーニング入門編的な1冊なので、自然な英会話のトレーニングまでは取り扱っていません。
「さすがに簡単すぎる」と思うかもしれませんが、最初の1冊として最適です。リスニングのトレーニングをこれから始める英語初心者さんにおすすめです。
音声はCDのみで、ダウンロードには対応していません。CDを再生できる機器がないと音声が聞けない点がデメリットです。



私が一番最初に始めたリスニングトレーニングで使った教材。英語はやさしいけど、だからこそリスニングのスタートで聞き込むのには最適でした。
〈コスパ良し〉NHKラジオ 中学生の基礎英語
NHK出版|ラジオ 中学生の基礎英語 レベル1
できるだけお金をかけずに英語学習したい、人気のある教材が気になる人におすすめ。多くの英語学習者さんに人気のある教材です。
テキストは600円ほどで購入でき、音源はNHKラジオやアプリで無料で聞けるため、コスパの良い教材を探している人にピッタリです。
中学英語を使った日常会話で使えるフレーズを、しっかり身につけるための工夫が多いため、リスニングが苦手、初めてのリスニングトレーニングに最適です。
こんな人におすすめ
- 英語学習の習慣をつくりたい
- 日常的に使える会話フレーズを学びたい
- リスニングは何から始めればいいかわからない
週5日、少しずつ学べるため、習慣化しやすいのがメリットです。
一方、短期間で集中的に学べる仕組みではないので、急遽英語力を上げたい人には向いていません。
Amazonではサンプルページを確認できます。



実は、私は完璧主義なのが原因でラジオ講座は挫折しています……。でも英語ペラペラな人で、勧めている人は多いので、続ければ効果はあるはず!
スピーキングの教材【2選】


時短でスピーキングと文法を同時に学べる教材があるので、ご紹介します。英語を話せるようになりたいすべての英語初心者さん必見です。
英語初心者におすすめのスピーキングの教材は、以下の2つです。
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。
〈使える英語に育てる〉英語のハノン 初級編


英語が早く聞こえる理由がわかる。
日本人が英語を苦手と感じる理由を丁寧に解説。そのうえで、発音のトレーニングができるため、使える英語を身につけられる。
英会話で何もしゃべれず挫折した経験のある人や、効率よく文法から英会話まで身につけたい人におすすめなのが本書です。
英語の音について最初にしっかりとした解説があり、あるはずの音が聞こえなかったり、別な音に聞こえる理由がわかります。
自分が話すトレーニングするときに意識できるので、自然な英語を目指せます。
品詞や文型の説明もあり、文法書としても高品質。スピーキング練習をしながら文法を復習できるので一石二鳥、時短になります。
音声はCDもしくは、アプリ「abceed」で再生できます。スキマ時間を活用してトレーニングできます。
こんな人におすすめ
- 読んでもわかるけど、話せない
- 簡単な文でも言葉が詰まってしまう
- 会話で使える表現を増やしたい
Amazonでも評価が高く「TOEICのスコアが上がった」「取り組みやすい」との声が寄せられています。
簡単に短時間で身につくものではないので、毎日コツコツ続けるための努力が必要です。同じ文型を何度も繰り返すため、変化が少なく飽きやすい点も注意です。



簡単ではないですが、だからこそ英語を話すのに効果抜群。口が疲れるってことは身についている証拠!!
〈スラスラ出てくる〉どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
ベレ出版|どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
例文が中学英語なのでなじみがある。
中学英語で扱う単語や文法なので、英語初心者にも馴染みのある例文で始めやすい。
とっさに英語が口から出ない、簡単な英語も考えないと出てこないという悩みがある人におすすめなのが本書です。
本書の音声では、日本語を瞬時に英語に直す「瞬間英作文」の練習ができます。
英語が流れてくる前に、本に書かれた日本語文を「瞬間的に」英語にして口に出す練習をすることで、スピーキングの力が鍛えられます。「中学英語なんて簡単でしょ」と思っている人に特におすすめ。
中学英語でも「日本語を瞬時に英語に直す」となると、思いのほか難しいです。スピーキングをこれから始める場合は中学英語で十分です。
どんどん何度も繰り返すと「瞬時に」英語が口から出るようになり、達成感があります。
CDつきなので、スマホやプレイヤーに入れて、散歩中や通勤中などスキマ時間にトレーニングできます。
2006年に出版されてから、2025年現在でもベストセラーで英語学習者さんに人気の本というのもポイントです。
こんな人におすすめ
- 英会話でとっさに文を組み立てられない
- 中学英語レベルを会話で使えるようにしたい
- 英会話の基礎をつけたい
英語の教科書のようなナチュラルではない英文が多かったり、変化がないので飽きやすい点がデメリットと言えます。
ただし、例文を暗記して使うことは想定されていません。あくまで「英語を反射的に声に出すこと」が本書の目的です。英文の内容については気にしなくてもOKです。
どんな英文が掲載しているかは、Amazonのサンプルページから確認できます。



英語の音声が流れるまで数秒しかなく、簡単な文章でも「なんて言うんだろう?」と焦ります。でもトレーニングすることでサラサラ言えるようになり、達成感があります。
英会話の教材【2選】


初めての英会話の練習にふさわしい教材は、以下のとおりです。
※リンクをクリックするとAmazon/公式サイトで詳細を確認できます。
〈英語を話すことに特化した文法書〉一億人の英文法


英語に親しみやすくなる。
英語や英文法が持つ「気持ち」にフォーカスしているので、英語を勉強としてではなく人間同士のコミュニケーションツールとして感じられるようになる。
英会話を挫折してから苦手に感じる、時短で文法から英会話まで進みたいという人におすすめなのが本書です。
英会話という分野ですが本書は文法の参考書で、英会話に特化した「話すための英文法」を学べます。そのため、他の文法書と解説の仕方が違います。
学校英語を覚えている人だと混乱するかもしれませんが、英会話をするつもりで学ぶと、学校英語より理解しやすいのが特長です。
「今すぐは難しいけど、いつかは英会話にチャレンジしたい」という人にもおすすめです。
本書には音声がついていませんが、CDブックが別途販売されています。
こんな人におすすめ
- 使える英語を身につけたい
- 文法は英会話に必要ないと思っている
- 中学英語はある程度覚えている
解説の文章は、普段文章を読まない人でも読みやすい話し言葉で書かれています。クセがちょっとあるので、好みは分かれると思います。
話し言葉のイメージは、Amazonのサンプルページから確認できます。



他の参考書と解説している内容が違い、より「話すときの感情」にフォーカスしているのが、いい。
〈1分でできる〉スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース
対面じゃないから恥ずかしくない
先生と対面で話すオンライン英会話と違って、英会話にありがちな、発音などの間違いの恥ずかしさがありません。
緊張せずに英会話のトレーニングできるので、挫折しにくくなります。
いきなり英会話をビデオ通話で始めるのは怖い、オンライン英会話で挫折したことがあるという人におすすめなのがこのアプリです。
英会話に欠かせない、聞く・話すのトレーニングが充実しています。1分でもスキマ時間があれば取り組めるため、忙しい社会人におすすめです。
自分の好きなタイミングで始められて、やめたくなったらいつでも中断できる気軽さがメリット。アプリならではのメリットで学習記録が見れるので、モチベーションも続きます。
英検5級ほどの英語力があれば始められるので、英語が苦手だけど仕事で急遽必要になった人や、気軽に英会話を始めたい人にピッタリ。
こんな人におすすめ
- 海外旅行や日常会話でスムーズにやり取りできるようになりたい
- 英会話教室に通う時間や予算がない
- 英語を自然に口から出せるようになりたい
ダウンロードは無料ですが、サブスクで2000円/月ほどかかるので、コストがかかるのはデメリットと言えます。
中学英語の文法や単語を理解していないと難しい点があるので、今回ご紹介した教材を使ったあとに始めるのがおすすめです。


詳しいレビューを書いたので、あわせてお読みください。





オンライン英会話のような対面だと緊張しちゃう人や、自分だけだとサボっちゃう、という人に最適。
TOEICの教材【2選】


TOEICを始めて受験する人におすすめの教材をご紹介します。
※リンクをクリックするとAmazonで詳細を確認できます。


〈まずはコレ〉TOEIC L&R TEST 入門特急とれる600点
朝日新聞出版|TOEIC L&R TEST 入門特急とれる600点
初めてのTOEIC対策本に最適
TOEICの申込方法から点数アップのための勉強方法まで載っています。
どんな問題がどんなふうに出題されて、どう対策すればいいかが1冊で理解できます。
TOEIC教材に迷っている、初めてのTOEICで何からやればいいかわからないという人におすすめなのが本書です。
例題や実践問題も収録されていてアプリで音声も聞けるので、公式問題集と本書を使えば初めてのTOEIC対策は十分です。
新書サイズでコンパクトなので、スキマ時間にも取り組みやすいです。
こんな人におすすめ
- 初めてTOEICを受ける
- コンパクトで続けやすい教材を探している
- 600点を目指している
基礎に絞っているため、700点・800点以上を目指している人には物足りない内容になっています。
初めて受験するには、後ほどご紹介するTOEIC公式問題集で模試に取り組まないと600点は難しいので、公式問題集もあわせてやってみてください。



TOEICについて無知!という人が読めばTOEICがどんなテストなのかがわかるので、TOEICを初めて受ける人は必読です。
〈受験するなら必須〉公式TOEIC Listening & Reading 問題集


TOEICを疑似体験できる。
初めてTOEICを受けるなら公式問題集を一度体験することで、本番でドキドキすることが減ります。
時間配分も大事なテストなので、時間の感覚を知るためにも役立ちます。
TOEICを受けるかどうか迷っている、どんなテストか知りたいという人におすすめなのが本書です。
TOEICを運営している団体から発行されている公式の問題集で、本番と全く同じ作りになっています。初めて受ける人は必ず事前に1回は取り組むことをおすすめします。
印刷すれば何度も使えるマークシートが付属されているのもうれしいポイント。
最新刊以外はCDも付いています。最新刊を含めたすべての音声はアプリで無料で聞けます。
社会人には難しいかもしれませんが、ぜひ本番と同じ2時間通しでやりましょう。
こんな人におすすめ
- 初めてTOEICを受ける
- 時間配分や解答スピードの感覚をつかみたい
- 本番の形式や音声に慣れたい
文法解説は最低限だったり、日常英会話が少なかったりするので、英語力をあげる目的には不向きです。
価格も3000円台と一般的な問題集よりも高額な点がデメリットに感じるかもしれませんが、一度は必ず取り組んでほしい問題集です。



TOEIC受験するなら必ず持っておきたい。本番と同じナレーターの音声でリスニングできるのが嬉しい。
英語初心者が挫折しないための4つのポイント


英語初心者さんの一番の悩みは、挫折してしまうことです。挫折しないためには、以下のポイントに気をつけてみてください。
- 音声を使う
- 毎日少しずつやる
- 誰かに教える前提で読む
- 興味のあるものと組み合わせる
音声を使う


目で参考書を読み、耳で音声を聞くことで、効果が高まります。さらに手で書くことも付け足すと五感をフル稼働しているので身につきやすくなります。
特に日本語と英語は発音の違いが大きいので、音声に触れれば触れるほど効果的です。
以前は聞き取れなかった英語を聞き取れるようになるので、身についた実感を得られやすくなり、挫折しにくくなります。



日本語と英語の音は全然違うので、できるだけ多くの時間、音声に触れるのがおすすめ!
毎日少しずつやる


英語は、一度に何時間もやるよりも、毎日少しずつ続けることが大切です。
3日間は5時間やったけど、翌日からの3日間は0分というよりも、毎日5分でもいいからやるほうが効果的です。
なぜなら、英語は何度も出会うことで自然と覚えていくからです。
まずは、毎日必ず英語に触れる習慣を作ってみましょう。以下のようなちょっとした工夫でOKです。
- スマホの言語を英語に変える
- 映画や海外ドラマを英語字幕で見る
- 英語ニュースアプリを読む
ダイエットと同じで、「続けること」が何より大事。
朝は文法、移動中は単語、昼休みはリスニングやリーディング、というふうに、自分の生活リズムに合わせて取り入れてみてください。
少しずつなら負荷が少ないので、挫折しにくくなります。



1日5分でも英語に触れられたら「英語やった!えらい!」と褒めることも忘れずに。
誰かに教える前提で読む


ただ読むだけでなく、誰かに教えるつもりで読んだり、ブログに感想を書く前提で読むと、ぐっと覚えやすくなります。
これを機に英語学習ブログを立ち上げるのも面白いかもしれません。
自分が理解できていないと人には説明できないので、取り組むときに「ちゃんと理解しよう」という気持ちになるからです。
「誰かのために」という直近の目的ができれば、勉強を続けやすくなり、挫折もしにくくなります。



自分の友人や家族、もうひとりの自分をイメージして「あの人に教えるならここをもっと深堀りしよう」と思えるのでおすすめの勉強方法です!
興味のあるものと組み合わせる


参考書で覚えた文法や、単語帳に載っている単語を自分の好きなものの中で見つけてみると、忘れにくくなります。
映画や洋楽、洋書が好きな人には特におすすめです。J-POPやK-POPの歌詞にも英語はたくさん出てきますし、手軽に聴けるのも魅力。
ほかにも、PodcastやYouTube、雑誌やWEB記事など、身近なところに英語はあふれています。自分の興味のあるもので英語に触れられないか一度チェックしてみてください。
英語学習はどうしても退屈になりがちですが、自分の好きなものと組み合わせると、楽しく続けられて挫折しにくくなりますよ。



私は、大好きな海外アーティストの曲の歌詞や、俳優が出ている映画を見たり聞いたりして英語に触れていったので続けられました!
英語初心者のよくある質問


【まとめ】目的にあった続けやすい教材が英語初心者におすすめ


英語が苦手な人におすすめの教材をご紹介しました。
英語が苦手で自信のない人は「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
英語学習を挫折しないためには、自分の興味のあるものと英語を組み合わせて音声を使いながら、誰かに教えるつもりで、毎日少しずつ取り組むのが大切です。
英語初心者は、学校で使っていたような参考書ではなく、解説がやさしい日本語で書かれている本や、手頃で気軽に学べるアプリや動画でスタートすると、続けやすいです。
どれか一つでも気になったら手にとってみてください!
時間がなくてどれを選べばいいかわからない人は、以下の記事も合わせて読んでください。

